交通事故の被害者になった時の疑問を解決します

交通事故の弁護士に相談したときの費用

交通事故の被害者または加害者となった場合には、相手との示談交渉をはじめとしたさまざまな法律問題に巻き込まれてしまうことになります。
そのような場合には法律問題にくわしい弁護士に相談をするのがベストな選択です。
さしあたって交通事故に関連した問題を弁護士に相談する上で、どれほどの費用がかかるのかは不安となります。
実は現在では報酬の自由化という国策によって、それぞれの法律事務所ごとに費用の金額は異なっているので一概にいえないというのが答えです。
しかし一般には30分または60分といった区切りのよい時間を設定して、その1コマに対して5000円から10000円程度の料金体系となっていることがほとんどですので、むやみにおそれる必要はないといえます。
法律事務所によっては交通事故や借金、離婚などの特定の相談に関しては無料で相談に応じているケースもあります。
また通常は有料のケースであったとしても、低所得者などの一定の基準に該当すれば、法テラスを通じた無料相談の対象にもなります。

交通事故の際に弁護士の費用を節約するなら

交通事故に遭遇してしまった場合には、一般には双方が加入している自動車保険のスタッフが本人に代理して示談交渉を行い、そのなかで損害賠償額などが決まるのがふつうです。
しかしなかには法律との関連から自動車保険の会社では示談交渉を代理できないようなケースや、保険会社のスタッフに任せていてはなかなか本人の言い分が通らないケースもあります。
こうした場合には法律問題のプロフェッショナルである弁護士に相談した上で、本人の代理となって示談交渉を仕切ってもらえるように契約を結ぶのがよいといえます。
この場合にひとつ気になるのは、正式契約を結んで依頼をした時点で着手金を、交通事故の示談処理がすべて済んだ時点でさらに報酬金を支払わなければならないことです。
内容によりけりですが、着手金と報酬金をあわせた費用は一般にかなりの高額です。
もしも費用を節約したいのであれば、あらかじめ自動車保険の弁護士費用特約に加入しておくことが重要です。
特約が締結されていれば毎月のわずかな保険料を支払うだけで、報酬金をはじめとした費用相当は保険金のなかで穴埋めされます。